バングラデシュの医療とは・・?

 

医療の主体者は主に、政府や公的機関が運営する病院や私立病院です。また数は多くないですが、コミュニティレベルで基礎的な診察や診療のみを行う診療所があります。

主体者は様々ですが、患者さんに提供されている医療の質やレベルは十分なレベルなのでしょうか?特に指摘されている事項として、私立病院は院内体制が整っていないところが多い、老人ホームやクリニックでは基礎的な診療に+α程度のサービスしか提供されない(必要とされる医療・ケアが提供されない)、専門的な治療が受けられる医療機関が限られている・・等が挙げられています。

 

さらに「格差」も存在します。

国民の内、富裕層はアメリカやイギリス、隣国のタイやシンガポールへと治療を求めて国を離れざるを得ません。中間層はインドのコルカタやデリー、ムンバイへと向かいます。そのため、毎年凡そ日本円で50~60億円ほど自国通貨が国外に流出していることとなります。

 

では、国民の40%近くが一日、約1ドル未満で暮らすと言われている多くの人々にとっての医療はどこにあるのでしょうか?

 

バングラデシュには日本のような国民皆保険制度や医療保険制度は未整備のままです。現状、病院にもよるかもしれませんが・・診察・診療代金は個々の収入を伺った上で徴収する形をとっているそうです。

つまり、バングラデシュにおける「医療」は世界7位の人口を有する国に比しては不十分で乏しいものであることが現状です。